イベルメクチン ・・・・ それって何?

近にわかに話題になっているのが、「イベルメクチン」(ivermectin)です
「イベルメクチン」は、動物用の「抗寄生虫薬」として使われてきました

「何でそんな薬が注目されるようになったの?」
アフリカや中南米などに蔓延するオンコセルカ症は、失明に至る恐ろしい病ですが
メルク社と北里研究所はイベルメクチンを無償で配布しました
南米のペルーでは、去年の新型コロナ第1波が来たとき、60歳以上の住民に、イベルメクチンを
8つの州で予防薬として無料配布しました。すると新規感染者数と死亡者数が、一気に減少したのです
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赤い棒グラフは、「イベルメクチン」を使わなかったペルーの地域
青い棒グラフは。「イベルメクチン」を大量配布した地域です
現在、バングラデシュ、エジプト、トルコ、インドなど世界27の途上国で、イベルメクチンの臨床試験が行われています
ところが、WHOはイベルメクチンの効果は「未確認」だとして、使用の推奨していません
これには高価な「レムデシベル」を売り込みたい、米国の圧力があるんじゃないか?
なんて、冗談とも取れないような黒い噂が流れています

フィリピンでも「イベルメクチン」を新型コロナの患者にも使えるようにしてほしい
と云う動きが出てきています
でも「イベルメクチン」って、誰にでも手に入るんですよ ・・・・ しかも驚きの価格で
Shopeeで調べたら、1錠3mgの錠剤が1錠25ペソでした
用法用量が良く分からないんですが、人の場合1回3錠、1日2回服用 くらいだと思います
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要するに「動物用医薬品」なので、医者は新型コロナ感染患者には処方できないって事なんです
なぜ「イベルメクチン」が、新型コロナに有効なのか? ・・・・ 私にも良く分かりません

皆さんは、「早く新型コロナの治療薬が出てきて欲しい」と云いますが
もし新型コロナ用の「抗ウイルス薬」が出たとして、どういった使い方をするか?
そこに大きな誤解があります
「重症化した患者に使う」と思うでしょう? ・・・・ もしかしたら、そこが大きな間違いかも
と云うのも、「インフルエンザ」の治療薬で有名なのは、「タミフル」「リレンザ」です
その使い方は、「発症してから2日以内」だけなんです
「タミフル」、「リレンザ」は、体内に入ったインフルエンザ・ウイルスの増殖は抑えますが
増えてしまったウイルスを殺すことはできないからです
それでは、新型コロナ患者での一般的な治療の考え方です
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例えで示しますが
「抗ウイルス療法」「イベルメクチン」とします
   インフルエンザの治療と同じであれば、感染初期にしか効果がないと云えます
「抗サイトカイン療法」「デキサメタゾン」とします
   新型コロナの重症化の1つの原因は、サイトカインストームです
   呼吸器の細胞に入り込んだコロナウイルスをやっつけようと、免疫細胞が攻撃に出ます
   その時、攻撃力が強すぎると肺細胞なども一緒に破壊してしまいます
   後遺症として肺の機能が低下するとは、つまりこう云うことです
   サイトカインストームが発生しないように、適度に免疫力を抑えるのがデキサメタゾンです
「抗血栓療法」「ヘパリン」とします
   新型コロナに感染すると、「血栓症」になりやすいと言われています
   「血栓症」とは、微細な血管の中で血液凝固が起こってしまう事です
   血栓ができないように、抗凝固剤である「ヘパリン」を予防的に使います

この様に、「イベルメクチン」は、重症化した患者に使うものではなく
中等症くらいの患者が、重症化しないために使うものと思います
そして、「イベルメクチン」「デキサメタゾン」「ヘパリン」の併用が推奨されていました
(デキサメタゾンとヘパリンは、点滴静注です)
かなり専門的な話で、なかなか理解するのも難しいと思いますが、少しは参考になったでしょうか?

この三剤併用の最大のメリットは、とにかく薬代がとても安いって事です
フィリピンの薬価であれば、1日の薬剤費は1,000円以下かもしれません


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コメント

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No title

おはようございま〜す
結局 WHOは支那の金と米国の
脅しで成り立っている感じですかね?笑
ただ 最近日本で流行っている変異ウィルスが
大阪と東京では変異株の種類が違うと
報道でやっていましたしが・・・
元々の感染者との治療法は一緒なのかが疑問です
ウィルスが変異しても治療法が一緒なのかが引っ掛かります

この印籠が・・・。

 おはようございます。
副作用が少ないなら、駄目元で使えば良いのにね~。
死ぬか使うかなら、使った方が良いですよ。
何かありますね? 「医学界の闇」が・・・。
欲に眼の眩んだ悪徳代官が・・・。 水戸黄門の観過ぎか(・・?

Re.

>冒険王さん、おはようございます
WHOの中国調査団、貴重なお金を使って、結局ロクな調査結果も出せませんでした
豪華な中華料理でごまかされた?
世界が注目してる時こそ、勇気ある調査結果が必要なのに腰砕けもいいとこです
最近、変異株、変異株って騒ぎ過ぎだと思います
確かに変異株にも注意は払わなくてはいけませんが、感染症の専門家たちはさほど騒いでいません
と云うか、まだ分析して評価をしている最中です
ウイルスは変異するのが当たり前で、大騒ぎするようなものでもないと思うんですが・・・・
重大な危険変異株が特定されたら、その時は大騒ぎして良いです
治療法に関しては、今は他に手段がないので同じにならざるを得ないと言ったところでしょう

Re.この印籠が・・・。

>jo59635561さん、おはようございます
どうもイベルメクチンは、ワクチン的効果のような気がします
感染を防いだり、重症化を抑制してくれたり
なので、ワクチン接種が終了するまでの過渡期的な使い方ですかね?
もしくは高価なワクチンを買えない途上国向けかとも思います
副作用はワクチンに比べると少ないようですし
フィリピンだったら寄生虫を抱えている人も多そうだから、一石二鳥かも・・・・
予備で少し買って置こうかな?
使わなかったら、あとでワンコ達に飲ませればいいし ・・・ なんて思っています

No title


 Tomyさん・お早う御座います。

市販されている薬でも、色んな経緯が在リ、販売されるのでしょうね、
新しく発売されても、其れ迄に、辿る道順を、考えたら、其のご苦労に、
頭が下がります。私は医師から、処方を受けた薬を、毎日服用して、居りますが、
其の薬が、どのような処に、どのような、効果が在るのかも、全く分かりません。
之からは、自分の身体と共に、少しだけでも、勉強したいと、思いました。

Re.

>ダニエルさん、おはようございます
薬って、「毒にも薬にもなる」って、全くその通りなんです
薬を飲み忘れたとき、どうすればいいのか悩みますよね
気づいた時にすぐ飲めばいいのか?
次の服用時に、飲み忘れ分も飲んだ方が良いのか?
それとも飲まずに1回飛ばした方が良いのか?
一般的には、1回飛ばした方が良いです
でも正確には、薬によって判断が異なります
薬の名前と作用機序が分かってくれば、何となく判断できるようになってきますね

Tomyさん、おはようございます。
今アストラゼネカのワクチンで血栓ができるのではと問題になっていますね。Tomyさんの分析を見ると、ヘパリンとアストラゼネカワクチンを併用したら、安全性が高い???(相変わらずのド素人考えですみません。笑)エコノミークラス症候群だとワーファリンの処方がされますが、これも同じ効果でしょうか??
しかし、今後のワクチン供給を考えるとアストラにも頑張ってもらわないとないと間に合わないので、色々な手を考えてほしいですね。

Re.

>ヌバリのバボイさん、おはようございます
よくご存じですね~
ワーファリンも似たような作用ですが、ヘパリンよりも作用は弱いです
あとワーファリンはビタミンKによって作用が減弱されるので、納豆は食べてはいけません
アストラのワクチンで血栓症になりやすいのは60歳未満
つまり、免疫力の強い若者は血栓症になりやすいし
免疫力が低下してきた老人は、血栓症になりにくいんです
ヘパリンは注射ですが、もしかしたら飲み薬のワーファリンでも血栓症の予防ができるかもしれませんね
特にアストラ製は、日本へ5月以降大量に入って来るそうなので、対策は立てておかないといけません

No title

Tomyさん、こんにちわ。
動物用抗寄生虫薬って事は人間では治験が無いからなのかな。
ちょっと怖い気もするが、アフリカ、中南米の治験結果も
考慮すべきでしょう。とにかく実績を検証すべきですよね。
安価であれば途上国でも使えるようになりますからね。
まぁ、日本の様な動きの遅い国では期待はできませんがね。

Re.

>もちや喜作さん、こんにちは
ヒト用の薬を、動物に使うことはよくあるんです
わざわざ犬猫の治験をするのも大変ですから
だから、逆でも殆ど問題ないと思います
実際、南米やアフリカではかなりヒトに使われていましたから
気持ち的に裕福な先進国では嫌がられるでしょうけど、途上国では背に腹は代えられません
高価なレムデシベルはお金持ち用、安価なイベルメクチンは庶民用
それで良いんじゃないでしょうか
移住邦人も、PCR検査で陽性になった場合
症状の軽い最初の3日間だけイベルメクチンを服用すれば、重症化をかなり抑制できるような気がするんですが・・・・
でも実際のデータを見ていないので、正確ではありません
もし私がPCR検査で陽性になったら、試しに飲んでみます 笑