日比の出入国規制、あと3ヵ月間は現状維持予想でした

今日現在の、フィリピン全国のCOVID-19の新規感染者状況です

1ヵ月ほど前からこのブログで書いていますが、日本と同じように下げ止まり、もしかしたら再上昇？
そんな状況が続いています
NCR（マニラ首都圏）とカラバルソン地区は順調に低下を続けています
セントラル・ルソン地区も、一時は再上昇かと思いましたが、また低下基調に戻りました

日本でも感染拡大は都市部から地方都市に移っていますが、フィリピンはもっと顕著です
東・中央・西ビサヤ地区、ミンダナオ島、全て急上昇中です

ロックダウンの規制基準は上から、ECQ、MECQ、GCQ、MGCQの4段階です
MECQといえばNCRプラスの専売特許でしたが、いまはGCQ
そしてMECQ地区は、ルソン島北部、西ビサヤのイロイロ市など地方都市に移ってきました

さて、そんなフィリピンからの出国・入国規制はどうなっているのでしょう？
少しまとめてみました

　　①　5月から、1日の入国者数制限は1,500人から、2,000人に増えました
　　②　有効なビザを持つ外国人　（新規ビザの申請はできません）
　　③　入国後、PCR検査は1日目・7日目に受ける
　　④　最初の10日間は検疫施設に滞在、その後自宅がある場合は14日目迄自宅隔離
　　　　自宅がない場合は、14日間検疫施設に滞在する　（費用は自己負担）
　　⑤　スマホの設定　TRAZEアプリをインストール

　　①　出国前、72時間以内のPCR検査陰性証明が必要
　　　　陰性証明は、日本の所定のフォーマットに英語で記載し、印影スタンプを押してもらう
　　②　PCR検査の検体は、鼻咽頭液または唾液検査に限定
　　③　日本到着時、3日間は指定施設で待機し3日目にPCR検査　（費用は日本政府が負担）
　　④　残りの14日間までの期間は、自宅隔離も可能
　　⑤　スマホの設定が必要
　　　　・　OEL　位置情報確認アプリ
　　　　・　MySOS等　ビデオ通話アプリ
　　　　・　Google Map　位置情報保存設定
　　　　・　COCOA　接触確認アプリ
　　⑥　毎日1回、健康状態をメールに記載されたURLから報告する
　　　　ビデオ通話アプリで、居所の確認電話が来る
　　　　
さて、フィリピンのCOVID-19の現状をどう捉えたらよいのでしょうか？
①　1日の新規感染者数は、4,000～7,000人のボックスから抜け出せていない
②　インド株（デルタ株）の流入を防ぐために、インド・パキスタン・バングラディッシュ等からの入国禁止
③　それでもインド株は5月10日に初確認され、現在までに17人の感染を確認している

ワクチン接種のメリット

フィリピン国内でワクチン接種が2回終了した者は、再入国時の隔離期間が10日間に短縮される
日本でワクチン接種が2回終了していても、フィリピン入国時の隔離期間は14日間のままです

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