エルニーニョの年は、世界中で異常気象?

今年エルニーニョが発生すれば、4年ぶりだそうです
エルニーニョ現象とは、赤道付近の貿易風の弱まりにより、太平洋表層の暖水が東に広がり、それに伴って
積乱雲も東側へ移動する異常気象の一種である
フィリピンではこの影響で、降雨や台風の発生が減少する
 ・・・・ だそうです
実際、前回2018年から19年にかけてのエルニーニョ現象でも農業に深刻な被害が出ました
「2023年は10~12月にかけて、降水量が60%減少する可能性が高い」と、Pagasa主任気象官が述べています
そう言われると、4年前の2019年4月~6月にかけて、マニラ首都圏の断水騒ぎは大変でした
来年の4月以降が心配ですね

でも世界的には、既にいくつか異常気象が表れています
まずは4月20日 先進国首脳会議を早退したイタリア首相 ・・・・ 豪雨は18~19日にかけてでした
たった36時間で、半年分の雨量って ・・・・ 半端ないです
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その後、5月24日にはスペインのカタルーニャで大量のヒョウが降ったかと思えば
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5月30日には、マドリードで大洪水
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洪水と言えば、お馴染みの中国 5月29日 湖北省で洪水 ・・・・ 武漢のあるところですね
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四川省でも洪水 5月28日
四川省は中国の南西部にあり、パンダで有名ですが、長江の源流も流れています
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その中央にある「三峡ダム」
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洪水調節容量の約8割を放流済みと言うニュースがありました 2023年5月25日
昨年、一昨年と、「三峡ダム」が決壊するんじゃないかと注目を集めていました
なので、今年は早めに手を打ったってことなんでしょうね
ただし、5月29日の湖北省の洪水騒ぎ、三峡ダムの放水と関係あるんじゃないの? って思いました
それにしても「8割放流済み」なんて、さすが中国です ・・・・ 日本だったら、ここまでは出来ません

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コメント

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No title

 Tomyさん、こんばんは。
異常気象の影響。日本の夏はどうなんだろうね。
台風の始まりから大型が来てるし、今後の進路が気になります。
雨が降っても被害のない程度で済んで欲しい。
雨が降らなくて渇水と言うのも困ります。人間って身勝手ですね。

Re.

>もちや喜作さん、おはようございます
フィリピンに移住するまで、エルニーニョ=豪雨被害でした
でも移住してから、エルニーニョは干ばつ・豪雨、どちらもあるって知りました
天候が極端になっちゃうんですね
そしてもう一つ感じるのは、・・・・
エルニーニョって、こんなにしょっちゅう発生してたっけ?