未知の病原体？ だけじゃない！

前の豚コレラの記事で、Keinaさんが面白いコメントを下さいました
＞「私はどこかの機関が意図的に病原菌をまいているんじゃあないかと？　勘ぐってしまいます。（笑）」

あながち的外れとも言えません
まず、地域限定版の風土病は結構あります
たとえば、秋田の「ツツガムシ病」
ツツガムシと言うダニに刺されて、リケッチアによる感染症です
夏の花火大会などで、不用意に川原に降りた時などに刺されます
ダニは足から登って、股間辺りを刺すエッチなダニです
刺されたところを確認して、「ツツガムシ病」と診断するので、恥ずかしい思いをします
でも「ツツガムシ病」をほおっておくと多臓器不全などで死に至ることもある、恐ろしい病気です
刺されて秋田の病院に行ったら、すぐに診断がつきます
でも観光客が地元に戻ってから病院に行くと・・・・診断がつきません
こういった病気は、「日本農村医学会」などで、真面目に発表されているんですよ

次に西インド諸島限定の風土病であった「梅毒」を、コロンブスさんが世界に広めてくれました
他にも未知の風土病はたくさんあるはずです
そしてこういった「未知の病原体」を、一生懸命に探しているのが、米ロ中などの軍隊です
「殺人ウイルス」を見つけて、生物兵器の開発をすること
もし相手がそれで攻撃してきたときのために、ワクチンや治療薬を見つけておくこと・・・です

 

さすがに自衛隊は専守防衛なのでそんなことしませんが、民間では・・・
そう、失敗したとはいえ【オウム真理教が炭疽菌を培養して散布しました！】
1993年にオウム真理教が起こした、「亀戸異臭事件」・・・・これが後に炭疽菌テロと断定されました
炭疽菌は致死率が高く持続性も長い、生物兵器の横綱です
1995年には、オウム真理教は「ボツリヌス散布事件」も起こしています

世界生物兵器禁止条約は結ばれていますが、そんなものお構いなし？
私のブログを訪問されている多くの老人達の左肩には、天然痘ワクチン接種痕が残っていますよね
でも36年前に、地球上の「天然痘絶滅宣言」が出されてから、子供の世代以降は天然痘ワクチン接種を行っていません
そんな中、アメリカ・ウィスコンシン州に住む 3歳の少女、シャイアン
彼女は高熱に冒されていました
母親は、翌朝には薬も効いて熱は下がるだろうと思っていたのです
翌朝になってもシャイアンの熱は下がらなかった
しかも、首元にできた発疹が顔中を覆い尽くすまでに広がっていた

 

撲滅したはずの天然痘がなぜ？
実は、アフリカオニネズミが媒介した、猿の天然痘ウイルスだったのです　・・・　またアフリカ？　
現在天然痘ウイルスは、アメリカ、ロシアの研究所の2ヵ所にしか保管されていません

 

でも未知のウイルスは必ず存在します
そして、それを探し求めているのは、米ロ中の軍隊だけではありません

もし未知のウイルス・細菌を製薬会社が先に発見したとします
そして、ワクチンや治療薬を開発した後で、そのウイルス・細菌を世界中にばらまいたら
大儲け間違いなしです！
中世ヨーロッパでは、コレラやペストが大流行しました
これをパンデミックと呼びます
わずか数年で、ヨーロッパの人口が20%も減少したんですよ！
怖いですね～　　　おしまい

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